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2018/02/09

ゲームプランを遂行し、京都に先勝

西地区首位の琉球ゴールデンキングスは2月3日(土)、沖縄市体育館に同地区2位の京都ハンナリーズを迎えた試合で76-60と快勝した。

キングスは今年に入ってリーグ戦負けなし。京都に7ゲーム差をつけていながらも、大事な試合と位置付けていた。昨年11連勝と波に乗っていたところで、1点差負けで連勝を止められた相手。ゲーム差は開いているものの追いかける京都の危機感から来る必死さを改めて意識させ、油断はさせないと佐々ヘッドコーチ(以下、佐々HC)は選手のモチベーションを高めさせ、ゲームプランを授けた。

熱い試合でブースターを盛り上げてくれる

このゲームプランがはまった。「これから先の上位との戦いは、どっちが先に崩れるかメンタルゲームになる」。勝負と見た試合を取ったゲームプランも見事だが、「誰が良かったわけでもなくチームとして機能できた」ディフェンスを中心として遂行した選手も見事だった。この試合では外からの3Pでディフェンス陣を前に寄せた岸本選手(40得点)に注目が集まるが、得点やアシストのようにスタッツに残らない仕事をした選手が多かった。ゲームとしても二ノ宮選手が攻守のバランスを取っていて、攻めは早く、相手の攻めは遅らせて中で勝負させない、といった活躍が目立った。これが佐々HCの授けたゲームプランだった。京都は攻めあぐねて得意の中での攻撃時間帯を削られ、“先に崩れた”。

このまま翌日の試合も取って波に乗りたいところだったが、京都もやり返してきてイーブンにされてしまった。今後もこういう戦いが続くことになるだろう。キングスが勝ってシーズンで優勝するためには会場でのブースターの声援も大事な要素になってくる。



会場の演出も見どころ

選手入場はライブ会場さながら 

キングスはbjリーグ時代から会場の演出には定評があった。主役はもちろんゲームを行う選手やチームで、ブースターに喜怒哀楽を与えてくれる。だが、試合会場を盛り上げるスタッフ、そしてブースター自身でさえも主役にしてくれる裏方の姿がある。

試合開始前にはイベントが行われ、さらにMCが会場を盛り上げる。

試合の合間もキングスダンサーズがブースターを盛り上げる

この日は城北小学校のバスケチームがミニゲームを行った。選手入場の際もキングスの選手紹介の際にはMCのテンションも高くなり、会場もレーザー光線やミラーボールなどで華やかになる。インターバルやハーフタイム、タイムアウトの際はキングスダンサーズが会場のテンションを保ちつつ、ブースターの気持ちを盛り上げる。ライブ会場のように華やかな空間が広がる。

インフルエンザ防止のため入場の前に消毒を行う

この日は、応援に来てくれるブースターにキングスからお願いがあった。今、日本はインフルエンザが猛威を奮っている。選手のため、観客のため、入場の際にはアルコール消毒を行ってもらうというものだった。また、試合前にも選手とのハイタッチを控えてもらうようにお願いした。観客も目の前にいる選手に対して我慢し、協力的だった。こういった選手、ブースターへの心配りが随所に見られる。この日も3350人のファンはこれらの演出に加え、試合に勝利したこともあり、盛り上がりまくっていた。初めてBリーグの試合を見たブースターは「こんなに演出もあって、試合も面白い。また会場で見たいと思った」と楽しんでいた。

 

ジャビットもキングスブースター?!

巨人のマスコットジャビットも応援に駆けつけた

さらにこの日のハーフタイムには、2月の沖縄らしくプロ野球界から読売巨人のマスコット・ジャビットが来場し、キングスのマスコット・ゴーディーと共演した。これは25日(日)にセルラースタジアムで行われる広島戦(13時開始)のPRとして行われた。当日球場にはゴーディーだけでなく、選手も来場する予定だという。

 

キングスの次戦は、沖縄市体育館に西地区4位の滋賀レイクスターズを迎えて10日、11日に行われる。試合開始時間前から演出でブースターの気持ちを盛り上げてくれる。選手が勝利するためにはブースターの直接の応援が力になる。そのブースターに応援の活力を与えてくれる演出にも光を当てて欲しい。この週末は是非会場で試合とともに演出も楽しんで欲しい。

 

<琉球ゴールデンキングス ホーム戦直近試合>

2月10日(土) 滋賀レイクスターズ戦、沖縄市体育館 19:05分開始

2月11日(日) 滋賀レイクスターズ戦、沖縄市体育館 18:05分開始

3月2日(金) 大阪エヴェッサ戦、沖縄市体育館 19:05分開始

3月3日(土) 大阪エヴェッサ戦、沖縄市体育館 14:35分開始

 

(文・写真) 屋良尚平  

1973年生まれ 那覇市出身 東京でスポーツ新聞社に15年勤務した後、沖縄に戻り那覇市内でスポーツバーを4年経営。閉店後はフリースポーツライター・カメラマンとして県内スポーツの活性化を目指す。そのかたわら、システムコンサルタントとしてシステム構築や導入のアドバイスを行う



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