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2018/02/08

仲程海渡のハンドボールコラムVol.13

韓国女子高生モニター事業

一信女子高校、浦添高校、浦添商業高校 全員合同での体幹トレーニング 

今日は、1月12日~15日までの3泊4日で行った、韓国女子高生モニター事業について綴っていきます。

一信女子高校沖縄到着!

一信女子高校沖縄到着!!

12日の13時半の便で一信(イルシン)女子高校の皆さんが沖縄に到着しました!

実は一週間前に韓国にご挨拶と事業説明に伺ったのですが、その時の韓国は真冬真っただ中でした。雪は降っているし、気温マイナス10度!ととてつもない寒さだったのですが、一信女子高校の方々は沖縄の暖かさを逆に驚いていました!

空港からそのまま、バスでホテルまで移動し、その後は浦添市観光協会の皆さんが用意してくれた体験プログラムでサンゴ苗作りと海ぶどう選別体験を行いました。体験自体はとても楽しかったみたいですが、海ぶどうの味は苦手だったようです。(笑)



一信×浦添×浦商 懇親会

一信による圧巻のパフォーマンス 

一信女子高校の皆さんの観光が終わり、浦添高校、浦添商業の皆さんも学校を終え、屋富祖公民館に集まり、懇親会を行いました!アイスブレイクゲームで互いの遠慮を無くし、みんな楽しそうに交流していました!今の時代なのかみんなスマートフォンで翻訳してコミュニケーションを取っており、カメラのアプリなんかを使って盛り上がり初日から仲良くなっていました!一信女子高校によるダンスの余興は圧巻のパフォーマンスでした!(笑)

合宿開始!

本格的な練習が始まりました。

翌13日から合宿が始まりました。初日は一信高校対浦添商業の試合からスタート!私も一信女子高校の皆さんがプレーするのは初めて見ましたが、やはり上手い。選手個々人の能力の高さには驚きました。基本的なパス、キャッチの正確さ、何よりもチームワークがすごかったです。仲間が得点をするとチーム全員で盛り上げ、互いに鼓舞し合っているのがこちらにも伝わりました。一信対浦商は14-7で一信の勝利、次の一信対浦添は16-9で一信の勝利。結局この合宿期間中、一信女子高校は負けなしでした。圧倒的な強さで合同合宿を終えました。浦添高校の比嘉主将は「悔しい。次は勝ちたい」話してくれ、来年度も是非継続したいなと思わせてくれました。

先生とコーチのお話

先生同士の意見交換の場

練習の合間に、一信高校の先生とコーチ、浦添高校の佐平先生が話をしていました。佐平先生から韓国では「どんな練習をしているの?」「ウエイトトレーニングは週何回?」など具体的な質問が飛びましたが、コーチの方は隠そうともせず、全て話をしてくれました。

また、佐平先生から「あれだけ楽しそうにハンドボールをしているのは素晴らしい」と一信高校の先生に伝えると「僕が変えたんだ。韓国であの雰囲気でやっているのはうちくらいだ」とおっしゃり、変えるのには時間が掛かったそうです。

皆さんがご存知かは分かりませんが、韓国では日本よりも縦社会が厳しいとのことで、年上に対しては必ず敬意を払い、飲みの席でも先輩方の前ではグラスも横に逸らして飲むらしいです。そんなことを事前に聞いていた私は先生に質問をしました。「韓国では縦社会が厳しいとお聞きしましたが、今のチームの雰囲気(上下関係なく、全員で楽しむような雰囲気)は他から批判されたりしないのですか?」この質問に先生の答えは「変なことを言う奴が変なんだよ」でした。(笑)そして、佐平先生が「難しいんだよな~」とおっしゃると、「違うんだよ、変えるんだ、自分なら変えられると強く思うんだ」とまた答えました。この時私は、「この人は強い人だな~!」と思わず笑ってしまいました。「久しぶりにかっこいい大人に会えたな」と嬉しくなりました。コーチの方も「韓国人のフェイントは世界一だ、後はどこで世界と勝負できるか考えなければならない」と自信に満ち溢れた顔をしていました。私はこの時、なぜ日本ハンドボールは韓国ハンドボールに勝てないのか少し気づけた気がしました。この“思いの強さ”は個人的にとてもいい勉強になりました。

佐平先生がこれをきっかけにしたい、来年は韓国に行きたいとも仰ってくれました。

この出会いを再会に変えることが次の課題になりそうです!



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